iRobot社のトップクラスのロボット掃除機ルンバ900シリーズに新たな新機種が発売されることになりました。
2016年8月26日、ルンバ960が発売されます。
ここではそんな最新機種のルンバ960が従来のルンバと比較し何が違うのか、どこが進化したかを詳しく解説していきたいと思います。
最新の機種「ルンバ960」の概要
製品名 | ルンバ960 |
値段 | 89880円(iRobotオンラインストア調べ) |
最大稼働時間 | 75分 |
走行の判断 | iAdapt(アイアダプト)2.0 ビジュアルローカリゼーション(以下参照) |
吸引方法 | AeroForce(エアロフォースシステム)クリーニングシステム(以下参照) |
使用できるモード | バーチャルウォールモード ヘイローモード(以下参照) |
写真 | ![]() |
ルンバ960の特徴
ルンバ960の新機種は、ルンバ980の必要以上の高機能の部分をそぎ落とし、手ごろな価格に抑えたといった印象です。
ルンバ980より36120円安い代わりに、最大稼働時間を120分から75分に減らし、カーペットブースト機能(カーペットの上で吸引力を上げる機能)をなくしています。
ほかのナビゲーションテクノロジー・利用できるその他の機能は、ルンバ980と変わりません。
走行判断
iAdapt(アイアダプト)2.0 ビジュアルローカリゼーションはiRobot社が独自に開発した走行のアルゴリズムで、マッピング型の走行をするものです。
したがって、くまなく一面きれいに掃除をしてくれます。
これはルンバ980にも搭載されています。
吸引の仕組み
吸引方法にはiRobot社が独自に開発した、AeroForce(エアロフォースシステム)クリーニングシステムを導入しています。
これはiRobot社独自の部品が、床面のごみを浮かび上がらせ、それを吸引する仕組みのことです。
この技術の導入で、これまでの吸引システムの約5倍の吸引力を、約1.5倍の吸引量を実現することができました。
これもルンバ980に導入されています。
その他の便利機能
バーチャルウォール機能
ルンバ960を購入するときに付属品としてついてくるデュアルバーチャルウォールを使うことで、バーチャルウォールモードを利用することができます。
このモードはデュアルバーチャルウォールを置くことで、見えない壁を作ることができ、これをルンバが横切ることはありません。
他のルンバ900シリーズとルンバ800シリーズとの違いは、付属品としてついてくるデュアルバーチャルウォールの数です。
ルンバ960は一個しかついてきませんが、他のルンバ900シリーズとルンバ800シリーズ二個付いてきます。
バーチャルウォール機能は、5万円前後で売られているルンバ600シリーズでも使うことのできる機能です。
ヘイローモード
ヘイローモードとはデュアルバーチャルウォールを置くことで、その半径1.2メートル以内にルンバを侵入させないモードのことです。
例えば、ベットの水入れや、ぶつかってほしくない高級なツボのまわりに置くことで、それとの衝突を防ぎます。
特にペットの水入れなどに衝突して、水がこぼれ、それを吸い込んでしまうとルンバは故障してしまいます。
ルンバの故障を防ぐという意味でもヘイローモードは有効なモードです。
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