プラズマクラスターということばを聞いたことはあるけれど、実際何のことかよくわからないと感じている人は多いはず。
ここではプラズマクラスターの効果と、そもそもそれが何なのかを文系出身の方にもわかるように説明していきたいと思います。
プラズマクラスターとは何か?
プラズマクラスターはシャープが独自に開発した技術で、プラズマクラスターという言葉もシャープが作ったものです。シャープにより商標登録されています。
メカニズム
プラズマクラスターで臭い分子や菌が分解される仕組み
- 機械からH+(水素イオン)とO2–(酸素イオン)が放出される。
- それら両方のイオンが空気中の物質に付着するとOH–というH+を分子から奪う物質に変わる。
- そのOH–が空気中の臭いや菌に含まれる分子のH+を奪い、臭いの分子や菌を分解する。
- 結果として、菌やにおいの原因の分子がなくなる。
効果
- 衣服に付着した臭いの原因物質を分解し、脱臭する。
- 空気中のウイルスを分解
- 空気中に浮遊しているダニの糞などのたんぱく質を分解し、アレルギーの原因の作用を抑える。
- 掃除機やクーラーにプラズマクラスター機能が搭載されている場合、内部の菌を分解する。
実際のところどうなの?
シャープによると、国内外の複数の研究機関で効果が実証されたよう。
実際、魚市場や花屋さんで、においが少なくなったとする報告や、中国でPM2.5が流行していた時に、プラズマクラスターがあるとその作用を抑えることができたという報告があります。
また、アレルギー性鼻炎を軽減する効果もあるそうです